沿革~誰でもが永らく地域の中で暮らせるように願って
Ⅰ.事業所< I&Iラボラトリー>のスタート
2003年、障害を持つ人のための福祉制度が大きく変わりました。いわゆる「措置制度」が基本的になくなり、支援費制度の下、利用者が自分の意思に基づいて福祉サービスを選択できるようになりました。当事業所は、その機をとらえて国立市の基準該当事業者<I&Iラボラトリー>としてスタートしました。
これまで遅々とした歩みであったにしても、年々障害を持つ人が地域の中で暮らせる様々な条件が備わってきつつありました。公共交通機関の改善、街並みの整備等が劇的に進み、医療や年金制度の基本的要件をベースにして、地域における生活を一定程度可能にする中で、介護制度の充実はさらにより重要な課題として長年求められてきたところであり、支援費制度の実施はきわめてタイムリーであったと言ってよいかと思います。
また、2000年の介護保険制度開始以降、「介護」の問題が社会的に認知されるようになり、制度の普及と合わせて介護基盤の整備や労働問題への対処も必要になってきておりました。
とは言っても、「介護労働」の職業としての認知度が未だ十分とは言いがたいですし、「質」「量」の両面において介護ニーズを充足する人材を確保するためにも労働条件の整備が大切だとも思っております。私たちは、「介護現場」を支えるスタッフ、関係者として<誇り><やる気><責任>を自覚し
て胸をはって仕事をしていきたいと思います。
当事業所では、障害を持つ当事者自身による多年のケアマネージメントの実践、実績をふまえながら地域の中における「自立生活」の基盤強化の一角を担う存在として今
後も奮闘、努力していきたい所存であります。
皆様におかれましても、なお一層のご指導、ご助力を賜れますようお願い申し上げます。
2009年夏
Ⅱ.なぜ訪問看護ステーションなのか
2018年8月1日 指定東京都13634 90101
我と我らのために
まずもって 本日は お足元の悪い中
認知症と生きる 講演会に お越しくださり 誠にありがとうございます
不肖渡辺が 有限会社アイズ おうちがいちばん 訪問看護& リハビリ ステーション を代表して 皆様に 御礼のご挨拶 をさせていただきたいと思います
自分が 15歳 中学生の時に テレビの ドキュメンタリー番組で ドゥシャンヌ型の 筋ジストロフィーの かたの 日常生活 が描かれている 様子を見て ものすごく 感銘を受けました
10代の後半からは、 あまたある 社会の不条理に プロテストした 自分もおりました。
世間で言う ある種の ボランティア活動 にもはにかみながら 関わっていた自分も おりました。
社会人になって さあこれから本格的に 新たな人生設計を 組み立てよう という矢先に 災厄が 起きました
もう二度と 這い上がることのできない 大きな 大きな 落とし穴に はまった ような 気持ちが 長く続いたように思います
あれから 丸35年 車椅子生活 を続けてまいりました
今持って 24時間365日 生活全介助
の暮らし向きであります
誰にとっても 人生は 山あり谷ありです
私も今日まで 悲喜こもごもの 人生を送ってまいりました
なかんずく、 数々の試練を 乗り越えてきた そのプロセスは、やがて 自らのパワーの源泉になるであろうとの確信 の もと 様々な 困難に 立ち向かって 来たつもりです。
冒頭にもお話ししました 自分の いわば 15歳の 原点 も 大きく作用しているようにも思います。
翻って 世の中を見渡すと今日 どういう状況にありましょうか?
私が かつて けがをしてのち、 入院や リハビリテーション を していた頃とは 状況が 一変しております。
とにかく 病や 怪我で 病院に運ばれても 極めて短期間しか おいてもらえない。 心の準備や平穏が およそ 備わらないまま 次なるアクションを求められる。
この厳しさについては 私は 人一倍 理解できる 人間です。
言うまでもなく 私が 当事者だからです。 ただ単に 度重なる 診療報酬の改定が というところだけに 理由を求めてはいけないと思います。
他方、 医療技術の進歩に加え、今の社会保障、社会福祉 の状況。 また 公共交通機関の整備や 移動手段の 状況、 さらに住民意識。
これらの一つ一つの要素は、長らく住み慣れた 地域 で生活していくには とても大事な ことであり、 全てにわたって 格段の改善を遂げて いると言って過言ではない 程、隔世の感があります
この日本は すでに 前倒しで「超高齢社会」 に突入しております。
介護や 看護の 現場で 最も気づきを 持っている私たちこそが、この深刻さの中で 打開を図るべき 担い手足り得ると私は確信しております。
遅々たる歩みとはいえ、 遅まきながら働き手への 配慮も されてきて いる 昨今 です。
まずは隗より始めよ!
皆さん一緒に 地域の受け皿を作りましょう
そして本当の意味で 誰でもが当たり前に地域で暮ら せるようにしていきましょう
私たちも 的確な 状況認識と 気概を持ち、 そして大いなる誇りを持って 一歩 また一歩と 微力ながら 邁進していきたいと思っております。
「当事者」が関わること
本日の 講師である 井出さとしさんは 教鞭 と研究 活動において
私の 大切にする 「当事者性」というキーワードに きちっと着目し、
放送大学の 講義の中でも 認知症の方への 向き合い方、 本人や家族を当事者 という視点で捉えてます 。
もう四半世紀も前のこととはいえ 彼と私が それぞれ別の電動車椅子に乗り 街中を移動し た ことが思い出されます。
たとえ想像の中でも「 当事者目線
」 が意識されているかどうか、
これは 決定的に 重要だと 私は思っております。
話は尽きませんが、どうか 本日の 講演会、 この機会を 起点として、 社会の構成員それぞれが それぞれの立場で「 我が事」として の問題意識を 持っていただければ ありがたい と思います。
私どもとしては 今日の講演会を ただ一回の アドバルーンで揚げ終えるわけではなく、 逐次 世の中に発信を 続けていきたいと思っておるところです。
改めて御礼を申し上げるとともにこれからの ご教示 ご鞭撻 ご協力を 切にお願いし ご挨拶と代えさせていただきます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2018年夏 7月
関連資料
「認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らしていくために」(全12ページ)
認知症になっても~
Ⅲ. コロナ禍真っただ中の想い
はじめまして
国立市を中心に、近隣の多摩地域の利用者様への訪問介護事業を行っております、有限会社lS(アイズ)の代表 渡辺(ワタナベ)と申します。
《ピンチをチヤンスに!!》
お忙しい中、突然失礼いたします。
この度、当サイトにアクセスされたあなた様のような方に、是非当社のメンバー
となってご活躍頂きたいと思い、ご連絡させて頂きました。
現在も新型コロナ禍で大変厳しい社会・経済状況の混乱が続いております。
この際は皆様の今までの経験を活かせる新しい仕事にチャレンジしてみるのは
いかがでしょうか?
特にこれまでサービス業に従事されてきた方(飲食や接客業務など)は、
将来的にも安定が見込めるこの業界で必ずやご活躍頂けるものと確信いたします。
《やりがいのある仕事を求めて!》
当社では、【介護は究極のサービス業】と位置づけ、お年寄りや、病気・障害のため、
一人では日常生活を送る事が困難な方へのサポート業務をお願いしております。
【おもてなしの心で接して】【利用者のQOLを高める】
そんな、生きがいづくりをサポートするとてもやりがいのある仕事です。
介護の仕事が不慣れや未経験の方であっても、ゆっくりと時間をヵヽけて覚えてもらえれば、
やがては出来るようになります。
《汗して働<仕事が報われるように》
当社では働くスタッフが安心して働けるよう
ヘルパー資格取得補助制度の整備や、社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、
アルバイト・社員共に有給休暇、昇給、賞与等の支給をしております。
※その他求人詳細をご覧ください。
現在就業中の方に於かれましては、
入社日・待遇等ご希望をお聞かせ頂き、柔軟に対応ができるよう配慮させて頂きます。
少しでもご興味がある方、是非一度、お話をするお時間を頂戴できませんでしょうか。
現在のスキルは勿論、強い意思と情熱があり、一緒により良い環境を作り上げて頂ける方を
積極的に採用させて頂きたいと思っております。
何卒、ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。
2020年春
Ⅳ.新たに事業拡充をいたしました!
~真に誰でもが地域の中でいきいきと暮らせるように~
2023年11月1日 登録喀痰吸引等事業者(登録特定行為事業者)
2024年1月1日 指定訪問介護事業所(東京都1373101411)